究極の美をめざす
お墓をつくるにあたり「究極の美をめざす」

仏教の教義や
民間信仰を示す造形美。
歳を重ねるほどに美しさが増す、
まさに時代を超えて
受け継がれる究極の石塔。

お墓とは長い歳月を経てなお、手を合わす祈りの対象でなければいけない。
だからこそ、石の生命が千年とするならば、千年先を見据えてつくる。
百年先も、千年先も、その時代の人々に大切にしてもらえるお墓。
私たちは、そのようなお墓をつくり続けたいと考えています。
誰を祀るお墓かだったのか、知る人は誰もいませんが、
今もかわらず手を合わせ人がいる。
人里離れた野辺の木蔭に、ひっそりと佇むいくつもの古塔。
整然と列をなして並ぶ姿は、
これらが今も誰かの手によって大切に供養されていることを物語ります。

世伝石塔

お手本は遥か遠く、鎌倉時代の古塔。信仰の教義に則った造形様式のなかにも、石工たちの創造的エネルギーが表出した美しいお墓です。手仕事が消えて久しい現代、世伝石塔は名工による希少な伝統的手技で丁寧に仕上げます。受注後にご相談を重ね、お客様とともにこの世に二つとないお墓を制作してまいります。

安寧

教義に基づいた意匠を重視する世伝石塔のコンセプトはそのままに、機械類を用いて制作工程を短縮化した中世形式の墓塔シリーズです。安寧の「安」は嫁いだ家のお墓に礼拝する新妻を、「寧」は先祖の霊に祈る儀礼を表した漢字。歳月とともにおおらかさを増す石本来のやわらかな表情を生かしつつ、先祖と子孫が永く安らかであるようにと想いを籠めてつくりました。

当社オリジナルデザイン
製作協力/翼石材